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お母さんをやめたいと思っているあなたへ 

  • 執筆者の写真: largobodytalk
    largobodytalk
  • 11月22日
  • 読了時間: 4分

お母さんをやめたいと思っている人が増えているというネットニュースを見かけました。


「お母さんをやめたい」と思うこと。


やめたいと思えるほど、

やってきたこと、

頑張ってきたことがたくさんあったということです。

やめたいと思うほど頑張った自分をまずは褒めて欲しいです。


育児は頑張った分だけ報われるわけではありません。

こうすれば絶対うまくいくというノウハウもありません。

良かれと思ったことが裏目にでることもたくさんあります。


どんなに頑張っても上手くいかない、

分かってもらえない、

そんな状況になれば誰でもそれがストレスになり投げ出したくなります。


仕事なら転職や退職という選択肢もありますが、

母親業はそうはいかないところに余計にストレスを感じるということもあります。

投げ出すことが許されない関係でどうすることが正しいのかということが分からないまま日々頑張ってきたお母さんたちに

まずは本当によく頑張ってこられましたねという言葉を贈りたいです。自分自身にも労いの言葉をたくさん贈って欲しいです。


そして、ちょっと立ち止まって目を向けてみて欲しいことがあります。


まず、やめたいという気持ちに行きつかせた様々なストレス。


ストレスとは自分の思うようにいかない時に生じます。「思うようにいかない」とはつまり、思い、思い込みが背景にあるということです、


例えば「育児は頑張った分だけ報われるわけではない」ということ。

このことがストレスになっているのなら背景にある思い込みは「頑張ったら報われる」「頑張ったら成果がある」というようなものです。

私たちは大抵、頑張ったら報われる、結果がでるという教育を受けてきています。

そしてそれは目標を達成するための必要な原動力ともなっていたでしょうし、実際に頑張って結果を出したという経験も多いでしょう。

ただ、いつまでもその思い込みを疑わずに抱えたままでいると、

頑張っても報われないということを受け入れられなくなってしまいます。


頑張っても報われないこともある

頑張ってもさらに状況が悪化することもある


自分にとってストレスになることには必ず何らかの価値観や思い込みが関わっていることが多いです。自分を縛り付けている思い込みは何なのか…


やめたくなるお母さんの中にはもしかしたらこれまで頑張っていろんなことに結果や成果を上げてこられた経験をお持ちかもしれません。その時に役に立った思い込みが育児においては弊害となり、ストレスを必要以上に大きくしてしまっている可能性もあります。

あくまで今それが適さないというだけでこれまでを否定することではありません。

人生で扱う考え方のギアチェンジが必要ということです。


いろんな正しい、良いと信じていた思い込みや信念もいきすぎると自分に制限をかけたり、強迫観念につながってしまうこともあります。良いも悪いも表裏一体なのです。


報われることもある

報われないこともある


どちらにも行き過ぎることなく許容し、その都度ギアチェンジできるようになれると自分にかかるストレスが緩和されるはずです。


自分の内側と向き合うことで自分の行動を労ったり褒めたりすること、何か囚われ過ぎている思い込みはないかと得る気付きは重ねるほどに安心感を自分にもたらすことができます。


自分がこれまで正しいと思っていた思い込みや信念を疑ってみることで、さらに幅広いものの見方を取り入れる時期に来ているということです。子どもはまさにその適齢期にお母さんのもとに産まれてくるのだと思います。お母さんがより幅広い人間にレベルアップできるように...


何より一番はお母さん自身の心の安定です。毎日忙しくて自分の時間などほとんど取れないお母さん。お風呂や寝る前のほんの少しの時間に自分と向き合う時間を作ってみて下さい。ふと気持ちが楽になったり、ストレスが軽減されるかもしれません。気付くことは癒しとなります。

毎日頑張っているお母さんの心が少しでも緩んで明日へのエネルギーにつながりますように。


 
 
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